2011年4月16日土曜日

離れていても、私達は、いつもあなた達のことを想っています。






東北@連帯のミッションは、プランどおり一回目を終えて、無事京都に帰還しました。
京都、塩竈は、距離にして約840km。日本は本当に南北に広い国だなと感じました。
道路状態は塩竈までは良く、渋滞もなかったので、我らが強者ドライバーは一回も私にハンドルを渡してくれませんでした。
メンバーは、それぞれの想いで参加しているので、不安や恐怖と直面するのを避けるがごとく、車内はジョークと笑いにあふれ、終始なごやかな空気が流れた。
インターを降りて、現地に入った瞬間、誰からともなく「気合い入れていきましょう。」の言葉に一同「オー」。私が「俺が隊長だ」と言うと、みなが、「俺キャプテン」「俺シャチョウ」「俺シュニン」など指揮系統はバラバラ。これこそが成功の秘訣だ。自分で考え、自分で行動、そして連帯する。頼もしいかぎりだ。その時、一つだけ約束したことは、撤退する判断には文句を言わず従うことだった。

塩竈ボランティアセンターの第一印象は、正直言って「つめたい」。情報収集は四人にまかして、私は避難所へ、ここも「つめたい」。それほど緊迫しているのか?我々は異邦人なのか?すれちがうボランティアの顔も暗い。それほどきついのか。我々の間にも緊張が走る。
気を取り直して、「挨拶大作戦」すれちがうすべての人に、大きな声で「こんにちわ」「おはようございます」ププププーン。我々は招かれたゲストなんだと心に想う。
情報収集は活動のかなめで、佐久間が東北人の粘りでコツコツ集めていく。活動依頼がこなく、みんなテンションが下がり気味になったとき、ゆっくりしようと、コーヒーの提供をはじめる。コーヒーを提供するだけではなく、塩竈の空気になじむため、情報を収集するため、避難所の人々と仲良くなるため、社会福祉協議会に存在を認めさせるためには大成功だった。テントも張り、状況も把握でき始め、被災者の方々とも喫煙所、コーヒー、綿菓子で仲良くなれて順調なすべりだし、しかし、外は強風、風はつめたい。

最初の炊き出しは、気仙沼の個人宅避難所。独自に情報収集し活動するしかないし、我々の情報は、発信共有していかなくてはならないと思う。
気仙沼市、南三陸町の被災地は想像をこえている。みな無口になる。
炊き出しメニューは粕汁、たこ焼き、ポン菓子。酒粕は広島の賀茂鶴酒造からの協賛で、100人分作りました。同時に提供いただいた清酒もさしあげました。避難所は禁酒なので、どのように差し上げたら良いか悩んでいたのでよかったと思います。
粕汁は、たいへん喜んでいただき、近所の方々も鍋を持ってこられて持ち帰られたり、その場でも食されました。たこ焼きも、大好評。お祭りみたいだと、子供も大人も喜んでおられました。問題は、ポン菓子で、担当は隊長吉川。大失敗だったけど、全員大爆笑。大きな音と大きな笑い声が被災地に響き渡りました。
炊き出しが一段落して、太田がギターを取り出すと、みんなで歌いましょうとリクエストも出始め、何曲かしたとき、おじいさんがみんなで「ふるさと」を歌いましょうと提案され、歌いました。私は涙をこらえるのが大変で、大きな声が出ませんでした。
ほかに、スタンドバイミーを歌って夜遅くまで盛り上がりました。お別れするのが名残惜しく、何度も何度もまた来ますと約束しました。
この短期間に100人分の炊き出しを5人で仕込み、調理するのは忙しく、始まりも16:30と遅かったので、ベースキャンプに帰着したのも遅くなり、くたくたでテントに倒れ込みました。
次の日は、南三陸町で12:00からたこ焼き、綿菓子、ポン菓子でした。対象は小学生で、学校も再開していないので、朝から青空教室そして我々の出番。塩竈で朝からたこ焼きの仕込み、最後のコーヒー炊き出しと忙しく走り回り二時間かけて南三陸町へ。
現場は、生き残った高台にある住宅地の自治会館。ここは、水、電気は復旧しておらず、各自自宅避難しておられる。自治会館では、全体700人を13班に分けて物資を配布しておられる。高台の高校と、お寺は集団避難所になっている。ふもとは、なにもない。
到着してすぐ準備にかかるのだが、すでに子供達はハイテンションで並び始める。お手伝いをかってでるもの、遊ぼうとせがむもの、ひっついてくるもの、完全にストレス症候群だ。
綿菓子もたこ焼きも大好評。皆自分でやりたがる。用意したたこ焼きもあっという間になくなりました。ポン菓子はまあまあのでき次回のリベンジをかたく誓った。
確実に子供のケアーは緊急、継続的に必要だろう。
この日の帰りは、前日と違い無口だった。事の重大性を再確認したのと、子供の将来を心配せずにはいられなかった。
長い文章になりましたが、書ききれません、また書きます。長い活動になります。どうぞ東北のことを想ってご協力おねがいします。
ご支援ありがとうございます。

吉川恭生

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