2011年8月2日火曜日

7月30日 活動報告 赤岩児童館 「気仙沼児童館夏祭り」

7月30日(土曜日)、気仙沼の天気予報は雨。降雨確立80%だ。
この日も、いつものように朝6時に起床、ボランティア基地でもある旧月立小学校跡のトイレ、風呂を掃除する。どこのだれが決めたのか知らないが、ここではこの起床時間と清掃、消灯時間が滞在ボランティア全員に課せられている。が、しかしこの日は活動最終日。隊員たちの疲労も極限まで達している。定時に起床したのは、私と井上隊長だけだった。


我々はそそくさと朝食をとり、食材買い出し班と仕込み班に分かれ、本日の夏祭りの準備にさっそく取り掛かる。活動場所は、気仙沼港近くの高台にある「赤岩児童館」だ。



午前10時過ぎには会場に到着し、たこ焼き、お好み焼き、ポン菓子、綿菓子、かき氷など、屋台の準備をそろえた。この「児童館夏祭り」は、例年開催されてる、気仙沼市にある児童館の子供たちが方々から集まる比較的規模の大きい夏祭りだそうだ。震災の影響で開催さえも危ぶまれたが、先生方の熱意もあって、ここまでこぎつけられた。

例年はもちろん、こういった屋台は少ないそうで、どちらかというと先生方の手作りのお祭りなんだそう。今回は我々だけでなく、秋田の大館から来られた、よさこい踊りのボランティアチームも参加された。
この児童館は海岸からほど近いところにあるにもかかわらず、高台の頂上にあるため津波の被害をほとんど受けなかったところ。御昼前には、ぞくぞくと親子連れが集まりだし、昼過ぎには500人の親子で溢れかえることとなった。

先生方と、遠方から来たボランティアチームだけでなく、地元の高校生、中学生も手伝いに来ていた。彼らはとにかく明るく、よく働く。話を聞くと、彼らの中にも家を失って避難所暮らしの子もいるのだが、悲壮感などかけらも見せない。。こういった若い人たちが、将来の気仙沼、東北を背負って立つのだろう。

彼らの手伝いなしには、500人相手に縁日など出来なかったかもしれない。たこ焼き、お好み焼きのコンロの前には、延々と行列が続くのだ。
最後まで笑顔に溢れた彼らに、我々が勇気づけられることとなった。

残念ながら、夕方に雨がパラパラと降り始め、さすがにかき氷は貰い手が多くなくなったが、それでもこの日のために仕込んでおいた、輪投げが大変役に立った。こういった時のために、室内でのレクレーションを沢山用意しておいたのだ。

雨のせいもあって、午後4時には人もまばらになって、ようやく我々の祭りも終盤にさしかかったころ、この雨がピタリとやんだ。この季節の気仙沼は、非常に天気が移ろいやすい。地元の漁師でさえも、この天候だけはなかなか読めないと言っていた。



最後になってしまったが、残った子供たちで大縄跳びをして大いに遊んだ。
長さ15メートルはある、専用の大縄をキャラバンは持参、私と井上隊長でこの大縄を回し、順番に子供たちに入ってもらった。

児童館に集まる子供たちとは言え、その年齢層は幼児から小学校中学年までと幅広い。年少児には縄跳びはさすがに難しい。がしかし、上位児童は自分より小さな子供たちを気遣いねぎらうのだ。またその小さな子供たちも幾度の失敗にもめげずに、必死に挑戦しつづけるのだ。この姿に、私は強くこころを打たれた。
彼らは決して泣き言も言わず、あきらめなかった。


本当に名残惜しいのだが、これで今回のおよそ2週間にわたる「第5次京都キャラバン」の活動はこれですべて終了となった。夏祭りの撤収作業を終え、旧月立小ボランティア基地で待つ気仙沼支部田村さん吉田さん、親しくなった他の個人ボランティアたちに別れを告げ、一路京都へ向かうのだ。

事務局長 山中



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