2011年8月6日土曜日

京都キャラバンのあくなき挑戦

もともと、被災地の子供たちに笑顔を届けよう、と始まった京都キャラバンですが、回も重ねどんどん進化し続けています。

最初のキャラバンから一貫して、綿菓子、ポン菓子(東北ではパットライスと言います)、たこ焼きと食事の炊き出しを続けています。軽い食事とはいえ、単に配給するだけではなく被災地の方々との交流・対話を重視していました。また、子供たちにたこ焼きを手伝ってもらったり、子たち自身で綿菓子を作ってもらったりしているうちに、子供たちの抱える悩みやストレス、環境の問題点を少しづつ知ることが出来ました。

毎回、たこ焼きには大行列が出来てしまうため、この第5次キャラバンより、より大型のたこ焼きグリルを導入しました。32個×3の製造能力があります。
今回の第5次キャラバンでは、陸前高田で知り合ったタコ漁師さんと意気投合、タコの安定した供給をいただけることとなりました。今後は陸前高田のタコをつかってたこ焼きを各所で提供します。被災地だけでなく、関西の東北連帯イベントにも登場しますので、ぜひこのタコの美味しさをご賞味いただきたく思います。
上田隊員の考え出した新しいレクリエーション、手芸教室「シュシュ作り」。糸と針を使う地道な作業にも挑戦しました。これは、比較的時間に余裕のある、放課後の学童保育で女の子たちと一緒に取り組みました。
この時期の東北地方は天候の移り変わりが早いため、屋外でのレクリエーション以外のことも考慮して、キャラバンを構成しています。
夏祭りといえば、欠かせないのがカキ氷。津波被災地では、清潔な氷の確保が課題でした。氷のみつは、被災地でも手に入りました。

この電動カキ氷機は、気仙沼の畜産青年団のものを無償でお借りすることが出来ました。常日頃から、代表が被災地域はじめ地元の方々との交流をつづけているからこそ、こういったつながりが持てるのだと思います。我々の隊を信頼してくださる地元の方々のご厚意でこういった活動がどんどん広がります。
初めての試み、輪投げ。駄菓子や小さなおもちゃを、廃品ペットボトルを上下に切ったものに装填して遊びます。京都で準備していった、景品のおもちゃや駄菓子だけでなく、こちらの児童館でも沢山の景品をご提供いただきました。
この輪投げは、とくに設備や道具を必要としないため、先生方から「自分たちでも今後やってみたい」と、大変好評でした。

これには、保育士をめざす地元の気仙沼西高校の女子高生ボランティアがお手伝いしてくれました。

大縄跳び。
一人で楽しむのではなく、参加者全員の協力・同調なくしては難しい遊びです。5回を飛ぶのが精いっぱい。
おなかいっぱいになった後は、子供たちも疲れを見せることなく遊びに熱中します。難しいルールもなくただ飛ぶだけですが、これが子たちの連帯をうんでいました。大きな子は小さな子をいたわり、小さな社会の上下関係のなかでも「思いやり」がはぐくまれているようです。

紙芝居。
当初やっていた映画とは違い、著作権上の難しい壁も少なく、また昼夜を問わず、老若男女に楽しんでいただけるものとなりました。
演目によって演じる隊員を交代しながら、さまざまな紙芝居を披露します。
今回初めての試みに際して紙芝居用の「紙芝居枠(舞台)」を作って行ったのですが、道中のバスの振動でそれは壊れてしまいました。ただ、子供たちはお話に引き込まれ、枠のことなど気にもしていない様子でした。
サッカー。
今回のキャラバンから、昨年までジェフ千葉に在籍していたU-18日本代表でもあった元Jリーガー金沢亮が参加してくれています。第3次キャラバン・カメラマン金沢大輔の弟です。
もちろん兄・金沢大輔もかなりの腕前ですが、二人揃うともう手がつけられないほどのレベルでゲームが進みます。
青・黄チームに分かれて、SWTJ東北@連帯の隊員も交えゲームに勤しみました。

お好み焼き。
今回のキャラバンの、現地で思いついた新メニュー。キャベツとネギたっぷりのふわふわ仕上げ。たこ焼きの供給がニーズに対して間に合わず試行錯誤したいたところ、空き缶を使ってたこ焼き粉を焼いてみたのが発端。これがまた、大変おいしく、かつ効率よく焼くことができました。
自衛隊の米飯缶がちょうどいい大きさで、現地でそれを加工して「型」を作りました。

これも初挑戦、昔懐かし「型抜き」菓子。針や画鋲など、とがったものを用いて小麦菓子を形にそって切りぬく遊びです。
きれいに型通り切り取ることができたときに、景品をもらうことができます。
型抜きの材料も景品の駄菓子も比較的安価なので、輪投げと同様に先生方には好評でした。むしろ、先生方の方がのめりこんで楽しんでいただけたように思います。
懐かしい遊びの中に、被災地の子供たち・先生方にも沢山の思い出が詰まってることでしょう。

SWTJ東北@連帯のトランスポーターでもあり、基地でもある「太郎号」。元々29人乗りのマイクロバスを改造して、人員8人乗り+就寝ベッド+資材物資搬送庫となっています。
上記すべての資材を効率よく整理し、物資を大量に搬送できるよう改造されています。
今回のキャラバンでは、無骨なボディに子供たちから絵を描いていただけくことができました。それぞれの思いやメッセージが「太郎号」の車体を埋め尽くしています。

最後に、これら被災地、とくに津波被害地での子供たちへの提供は、そうでない地域の個人や企業の寄付金によって成り立っています。われわれSWTJ東北@連帯の活動に賛同しご寄付、ご協力してくださる方を広く募集しています。

infoあっとまーくswtjp.org (あっとまーくを@に変換してお送りください)
までぜひご一報ください。間違いなく東北被災地へ、あなた方の好意を責任もって届けます!
そのほか、この活動を支援し、その意思を表明するためのオリジナルグッズも販売中です。
ステッカー、手拭いはじめ、新しい支援グッズもどんどん開発中です。
これらもぜひお買い求めください。
お買い求めは↓こちら。どうぞご支援のほど、よろしくお願いいたします。
http://www.swtjp.org/goods/index.html
SWTJ事務局長 山中

(撮影:首藤直哉・金沢大輔・小川隼・上田裕子・山中純平)

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