2012年1月29日日曜日

第10回キャラバンレポート

今回は1月21日から27日の月立大工仕事キャラバンです。
まず第一弾として、広島から23日まで参加した藤本が報告させていただきます。
昨年10月に東広島西条の酒祭りに参加させていただきましたが、東北に足を運ぶのは今回が初めてでした。


月立小学校 森の学校 八瀬そばのお手伝い

東北に行って、いったい何ができるのかわからないまま、ベタなもみじ饅頭を持って到着してしまいました。
しかし、月立小学校に到着して考える間もなく「お茶っこするから座って~」と、
翌日に控えた森の学校八瀬そば営業の準備の手を止めて、皆さんが歓迎してくださいました。
翌日の営業日は、午前中だけでしたが、お手伝いさせていただきました。








前回も参加した渡邊さんはてんぷらマスター。

お母さんと息ぴったり。

おそばはこの地域で生産されたものです。

てんぷらの春菊がとてもきれいでした。













         声をかけてはいけない空気。 

         しゃべらない田村さん!

         かっこいい勝彦さん!(奥)




ワゴンカーでやってきたタイヤキやさんから、

たくさん差し入れをいただきました。










八瀬のお母さん方は皆さん笑顔が素敵です。

次の活動の出発前に、一緒に一枚。

今度はもうちょっとお役に立てるようにがんばります。








陸前高田市小友町の財当仮設住宅の新年会へ

陸前高田の財当仮設住宅には、新年会に粕汁を振る舞いに行きました。
着いた端からお母さん方が集まり、一瞬にして支度ができました。
チームプレーがすごかったです!
東広島西条の賀茂鶴さんから酒粕とお酒を提供していただきました。
仮設のお父さんに以前から賀茂鶴ファンの方がいらして、18年前、賀茂鶴に出会ったときの空き瓶を大切にお家に飾っておられたそうです。
それは津波に流されてしまったとのことで、この度の賀茂鶴との再会をとても喜んでくださいました。「おー!これよーこれよー!」と。お父さんも、私も、嬉しくて、とてもおいしいお酒をいただきました。

そのお父さん、3日前に猟をしたという鹿肉をご馳走してくださいました。
猟をする人とお肉をさばく人が同じというのは、なかなか貴重なことらしく、とてもきれいなお肉でした。山わさびと一緒にいただく背ロースのお刺身は絶品でした!






←これはハツ。 鹿の心臓1っこ分。



・・・これは背ロース、これは内ロース…と
切り方や食べ方を教えてくださいました。どれも美味!








熊本から来ていた人にも出会いました。彼女は昨年の5月までこの地域に看護師として派遣されていたそうです。この度は東京に行く用事があり、そのまま夜行バスでやって来たとのことでした。今でも財当のお父さん、お母さんとの繋がりがあり、その日は郷土料理のくるみ餅を一緒に作った話をしてくださいました。


お母さんが差し入れしてくださったお料理は、どれもとてもおいしくて、たくさんレシピを教えていただきました。
その一部を紹介します。







【大根のビール漬け】 *一人暮らしの方は量を調整してください(笑)
・大根 皮をとって・・・5Kg
・ビール ・・・350ml
・砂糖  ・・・800g~1kg(お母さんは800g)
・塩    ・・・200g(しょっぱいの嫌なら150gでも)
・酢の素 ・・・100mlを200mlにうすめる 普通の酢なら薄めずに200ml
重石をして2~3日漬ける。ゆずや大根の葉を散らしてもおいしい。




 このお酢は大船渡市の水野醤油店で製造され、周辺地域で販売されています。電話をしたら発送もしてくださるとのことでした。
酢の素を使ったら、普通のお酢では物足りなくなり、お母さん方は薄めずにお料理に使っておられるそうです。
確かにお酢好きの私ははまってしまいました。






現地に立ってみて

気仙沼、陸前高田、南三陸の被災地に行かせていただきました。
瓦礫撤去の進行状況は地域によって様々でしたが、そこに人がいて、暮らしがあったこと、
立っている自分の頭上の何倍もの高さの波が襲ったのだと感じて、写真を撮る手が震えました。
そして、その光景を今現在も目の当たりにしながら生活をしている人がいることを忘れてはいけないと感じました。                                                                                           

 
気仙沼沿岸 まだ海水があがっていました。

陸前高田 以前はもっと瓦礫であふれていたそうです。

南三陸町 志津川
              
見えていないこともたくさんある

三世帯8人家族で生活をされていた方が別々の仮設に分かれて生活をされていること
同じ仮設の中で、違う地域の方が生活をしていくこと 
仮設の寒さ対策が地域によって異なり、何度も再工事されていること
介護や医療が必要な方、介護をされている方のサポート 
今回はあまり会えなかった子どもたち
抱えている困難をうまく表現できない人もおられます。
長い関わりを続けていく中でしか、解り得ないことがあると思います。



東北の人の底力!

どの場所も短い滞在でしたが、私のことを「孫だから」「娘だぁ」と言ってくれて、本当によくしてくださいました。
私たちには、被災した人、そうでない人という明らかな立場の違いがあります。
被災地で生活していく不安や苦しさを、皆さんそれぞれに抱えておられますが、立場がどうあれ、人に対する優しさがあふれていることに感動しました。東北の人の底力!に感謝の気持ちでいっぱいです。ここには書ききれないほどです。ありがとうございました。

残っている自然もとても美しい場所です。遠くても、短い滞在でも、足を運んでみてください。
このご縁を大切に、また会いたいと心から思っています。
支援の方法はたくさんありますが、SWTJのような立場での関わりが、今も、これからも必要とされていることがよくわかりました。








これからのSWTJ

南三陸町伊里前商店街にて、3月の鎮魂音楽のキャラバンに向けて、聞き取り調査です。
一方的な活動にならないように地元の方々のお話をよく聴いています。

これまで東北で活動したメンバーのこともよく覚えてくださっており、2月のチョコレートキャラバンでも、会えるのを楽しみにしてくださっています。

そうです!
そもそも今回は大工仕事キャラバンでした。ここがサロン月立としてみんなが集える場所に変身します。私は何の役にも立たず、一足先に広島に帰りました。
ここからは吉川代表、渡邊さん、小池さん、皆様にお願いします。雪の中での作業、おつかれさまです。



岩井崎にて。五郎像に激励されている吉川代表。みんなでがんばっぺな!

SWTJ広島支部 藤本明佳音 看護師

1 件のコメント:

  1. 広島からの方がいるよ、と勝彦さんから電話がありましたが、私は既に帰広していて、会えませんでしたね。また気仙沼で会えれば嬉しいです。岩木(REIC)

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